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新しいかたちの自立の実践?バウンドリ?の確立を通して?

 事業名 保健医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


いじめに遭っている被害者の多くは、加害者の暴力(言葉も含め)などにじっと耐えています。被害者の心は、何をしても相手(加害者)は変わらないし、逆に暴力はひどくなると考えているのです。そして結論として、自分は何もできないのだ、と。さらに、マスコミも何かいじめで事件になると、感情的に加害者の問題だけに批判を加えるだけですから時間がたつと無力感だけが残り、根本的には何も変わらず、再び同じような問題が起こると、マスコミはその無力感を再び加害者に向けるのです。もちろん、どんな状況であってもいじめは悪であり犯罪行為ですが、このようなセンセーショナルな批判をしても、現実になお被害を受けている方々にとってはあまり助けにならないのです。おそらく被害者は、ますます何もできないという思いにさせられるでしょう。それは、加害者がいかに卑劣なことをしているかを強調していますから、自分たちのできることはないと思わせられるからです。それでいじめがなくなるなら誰でもそのような対応をしますが、現実には逆に巧妙になっていくのです。

このバウンドリーの力の原則は、力が発揮できるのは相手に対してではなく、自分を変えることに発揮できるのです。つまり、自分の対応を変えることです。多くのケースで感じることは、いじめに遭ったときのはじめの段階で、毅然とした対応をすると典型的ないじめに発展しないことがほとんどです。ただある期間いじめに遭っているときは、加害者のいじめに対して少しずつ自らの対応を変えることです。たとえば、いままで言葉でいじめられて黙ってじっとしていたのを、今度は相手の目をしっかり見て「自分は非常に傷ついた。これはいじめのようだ」と、加害者が否定するかあるいは肯定するかは別として、この態度をしばらく続けることです。

 

 

 

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