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新しいかたちの自立の実践?バウンドリ?の確立を通して?

 事業名 保健医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


決してたくさんの人格があるということではありません。一つの人格が分かれている状態と考えてよいのです。したがって、多重人格者の治療はそれぞれの人格同士をコミュニケートさせていく中でこれを統一していくことが重要なものになってくるのです。

このように皮膚、身体のバウンドリーが侵されることによって人格そのものも乖離してきてしまうということは、実はバウンドリーが非常に重要だということがわかります。

 

2) 言葉

第2番目の具体的なバウンドリーは“言葉”です。私たちが話す言葉にバウンドリーが欠如していることが現れることがあります。バウンドリーを築く上で重要な言葉は「ノー」という言葉です。自分のプランがあるのに、友達から食事に誘われたり、ショッピングに行こう、あるいは映画を見に行こうと誘われると、バウンドリーのない人は「ノー」と言えません。自分のプランを横に置いて、その人についていってしまうのです。自分のプランがあっても、その誘いが非常に大事なものであれば別ですが、ただ遊びに行くということであってもなかなか「ノー」と言えません。これはバウンドリーのない人の特色です。『Noと言えない日本人』という本がありましたが、日本人はどちらかというとこのバウンドリーが明確に確立されていません。言葉そのものの意味が非常にあいまいなことにもそのことが表れています。また、いくらでもあやふやにすることができます。ですから「ノー」という場合も、はっきりと「ノー」と言わなくても、「ノー」という意思表示ができます。誰かから何かお願いされたとします。そのとき、はっきりと「ノー」とは言わないのが日本人としてのエチケットなのかもしれません。「あとで検討してみます」という返事をもらうこともありますが、これは「ノー」という意味かもしれません。

 

 

 

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