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チェルノブイリ原発事故被災児の検診成績 チェルノブイリ笹川医療協力プロジェクト1991?1996より 「放射線科学 第42巻第10号?12号(1999年9月?11月)掲載」

 事業名 海外諸国の保健福祉に関する研究及び援助
 団体名 笹川記念保健協力財団  


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図10 性・年齢別にみたATG(抗サイログロブリン抗体)陽性者の頻度(%)

 

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図11 甲状腺超音波診断画像異常所見発見頻度(%)の年次推移(1991〜1996)

 

ここでは甲状腺結節に注目してその発現頻度をまとめてみると、やはり高い放射能汚染地域であるゴメリ州に結節が多くみられることが判明した(表4)。チェルノブイリ周辺では、1000人の子供のうち2〜5人には甲状腺結節が発見されるため、その中にがんがどの程度で含まれているのかが大きな問題となる。日本や欧米のデータでは小児甲状腺がんは極めてまれで、100万人に対して年間1〜2名といわれているが、その大半は思春期以降で、10歳未満の甲状腺がんをみることはまずない。

しかし、本プロジェクトを開始した1991年5月には、既に6歳、すなわち事故当時の年齢が1歳以下の小児に頸部リンパ節が腫張した甲状腺がんが発見された。その後、いかに早く小さな結節をみつけても、がんは周囲のリンパ節に既に転移していることが多く、早期に適切な診断が必要であると同時に、外科治療や術後のアイソトープ治療の必要性が痛感された。

 

 

 

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