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今回、岩永医師の好意によりPhilippineに特徴的な性産業形態であるGo Go Barを見学する機会を得た。薄暗い店内では女性たちが裸同然の下着姿で踊っていた。実際にcommercial sex workerの一人からお話を伺った。客がとれれば給料はかなり良いが(500ペソ)、妊娠した場合・STDに罹患した場合はその後は悲惨であるという。性産業の光と闇を垣間見たように思った。性産業は決して無くなりはしない。国際保健を考える上で避けて通ることは出来ない分野であることを強く考えさせられた。

 

この夜、私たちは岩永先生のご自宅のホームパーティーに招かれた。いろいろなことを見聞きした研修も残りわずか、おいしいフィリピン料理とビールに、遅くまで楽しいひとときを過ごさせていただいた。 (文責:福地貴彦 鈴木智子)

 

○3月12日 今日の一言

本 庄:盛りだくさんの一日でした。個人的に2年前にもお会いしたDr.Emmaは村のリーダーと結婚して幸せそうでした。ブティカ・ビンヒのおばちゃん方にも僕のタガログ語ギャグは大ウケでした。

宗 村:ゴーゴーバーは歌舞伎町みたい。どこの国にもあるんですね。「あなた働けるわよ」と言われたので国試落ちたら来ようかなぁ。

 堤 :教会のB.B.のdiscussionで自分のパートナーになったフィリピン人の女性がだまりこくってしまって疲れ果ててしまった。

福 地:社会の一部を垣間見られたが私と水主川はculture shockを受けていたが長谷川はすましていた・・・。

鈴 木:「社会勉強」には参加できませんでしたが、ミゲルとエデルのことはよくわかったつもり。

木 村:教会で"幸せの歌"をみんなで歌うと新興宗教団体のようだった。でも振り付けがかわいい。

水主川:福地の口が半開き。やや不安・・・。

炭 谷:青い空、広大な緑の平原、そして甘酸っぱいマンゴー。元気いっぱいの一日でした。

山 本:初めて川底をバスで渡る体験をしました。

白 石:Reach Out Center,Go-go Bar,Pinatubo volcanoの被害の跡を見学、盛り沢山のProgramだった。

山 中:あらためてピナツボ火山噴火のすさまじさを目の当たりにしました。

長谷川:JICA専門家 Dr.岩永の豪邸に感激、プール付きの広い庭、広い家、リゾート気分になりました。

天 川:Go Go Barに行って女性のたくましさを見た気がしました。子供みたいなdancerが痛々しかったです。

金 井:都会向きの人、田舎向きの人、いろいろいますね。Go-go Barは面白かった(interesting)。

 

 

 

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