宝くじ普及広報事業
1. コミュニティ助成事業
平成11年度のコミュニティ助成事業は、一般コミュニティ助成事業、緑化推進コミュニティ助成事業、自主防災組織育成助成事業、コミュニティセンター助成事業及び青少年健全育成助成事業(今年度から新設)を行ないます。
なお、社会福祉活動用機材助成事業は、今年度から一般コミュニティ助成事業に整理統合しました。
各助成事業の助成実施団体、助成対象及び助成額については、去る3月15目に当センターに設置されている地方公共団体の代表者等を委員とする「宝くじ資金審議委員会」の審議を経て決定され、各都道府県知事(コミュニティ担当課扱い)に通知しました。
今年度の助成総額は45億220万円(1,677件)となりました。
☆一般コミュニティ助成事業
市(区)町村又は地区住民のコミュニティ組織が行うコミュニティ活動に必要な施設又は設備の整備に対して、100万円乃至250万円を限度として助成します。
今回助成が決定されたのは、1,149件、26億190万円です。
☆緑化推進コミュニティ助成事業
国土の緑化推進運動の一環として発売される緑化宝くじの売上金の一部を原資とし、地区住民のコミュニティ組織又は、市(区)町村が行なう植樹や花壇造成等のための事業に対し50万円乃至200万円を限度として助成します。
今回助成が決定されたのは、177件、2億9,850万円です。
☆自主防災組織育成助成事業
地区住民等で構成する自主防災組織が行う地域防災活動に必要な施設又は施設の整備に対し、30万円乃至200万円を限度として助成します。
今回助成が決定されたのは、143件、1億5,000万円です。
☆コミュニティセンター助成事業
市(区)町村又は地区住民のコミュニティ組織が行う多目的な総合施設(コミュニティセンター)の建設整備に対し、総事業費の5分の3以内に相当する額で1,500万円を限度として助成します。
今回助成が決定されたのは、102件、13億5,770万円です。
☆青少年健全育成助成事業
青少年の健全育成に資するため、主として、小中学生が参加するスポーツ・レクリエーションのイベント等ソフト事業に対して、30万円乃至100万円を限度として助成します。
今回助成が決定されたのは、106件、9,410万円です。
2. 地域福祉推進助成事業
市(区)町村が行う地域の創意と工夫を活かしつつ、地域の実情に応じて高齢者・障害者の保健福祉の向上、子育て環境等の整備を図るためのモデル的な事業(施設の整備、イベントの開催等)に対して、1地区1,000万円を限度として助成します。
3.ふるさと消防団活性化助成事業
地域住民の消防団に対する理解と認識を深め、地域住民の消防団活動に積極的な協力を得るための事業(例えば、広報活動、教育活動及び地域交流活動等)に対し、1地区100万円を限度として助成します。
4.地域防災助成事業
☆防火普及啓発助成事業
(財)日本防火協会が、民間防火団体等に対して交付する「広報用視聴覚資器材」14セット、「訓練用資器材」25セットを同協会を通じて贈呈します。
☆消防施設等助成事業
(財)日本消防協会が、全国の婦人消防隊に対して交付する「婦人消防隊用防災車両等機材」40セットを同協会を通じて贈呈します。
5. 災害ボランティア育成支援助成事業
災害時におけるボランティアリーダー、コーディーネーター等の育成を目的とした事業に対して、単年度200万円を限度として助成します。
6. 文化振興事業
☆文化公演事業
宝くじコンサート等でおなじみの文化公演を、本年度も37都道府県74市町村で開催します。