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(2) 施設の位置づけ及び目的

消費生活センター及び計量検査所の複合施設については、平成8年度に策定された第6次5か年計画において位置付けられ、基本構想(平成9年度)、基本計画(平成10年度)が策定された。

本施設は消費者活動の拠点として、消費者からの苦情相談や各種の消費者講座等の啓発をはじめ、消費生活情報の収集・提供、商品テスト室機能等の充実・強化を図るとともに、市民生活における計量の適正化を図り、事業者への指導及び消費者への計量思想の普及・啓発を目的として整備することと位置づけられている。

 

(3) 建設予定地概要

「消費生活センター・計量検査所複合施設建設」予定地は、位置図に示すとおり、JR千葉駅から直線距離にして約500mほど北側に位置し、隣接地には、「生涯学習センター・中央図書館」の複合施設が平成12年度の完成に向け整備を進めている。

また、周辺には、体育館・プール・野球場等のスポーツ施設を配置した千葉公園があり、スポーツ・文化の香り高い地域の中に位置している。さらに、駅北側の一画については、現在、区画整理がほぼ終息の段階であり、周辺環境も整いつつある。

 

[予定地概要]

1. 所  在 千葉市中央区弁天町332番地

2. 地  目 宅地

3. 敷地面積 3,293.38m2

4. 用途地域 第1種住居地域

5. 高度地区 第1種高度地区

6. 建ぺい率 60%(角地加算10%あり)

7. 容 積 率 200%

 

(4) 消費生活センター、計量検査所の機能

[消費生活センター]

消費生活センターは、市民の消費生活の安全を確保するため、次の機能を備える。

a 消費者相談機能(相談の解決、相談情報の処理・管理等)

b 消費者への情報提供機能(資料・展示等による情報提供)

c 消費者の自主活動支援機能(情報交換、調査発表等)

d 教育研究機能(研修・講習、実験学習等)

e 商品検査機能(苦情商品等のテスト)

 

[計量検査所]

計量検査所は、市民の消費生活における適正な計量の実施を確保するため、次の機能を備える。

a 取引または証明に使用する計量器の検査機能

b 商品量目の検査機能

 

 

 

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