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5 住機能

 

(1) 四街道市及び周辺地域における住機能整備の動向

ア IC周辺地域で整備を目指す住機能の特徴

四街道・フレッシアン・パーク構想においては、住機能は、フレッシアン・コミュニティ・ガーデンのなかで検討されている。フレッシアン・コミュニティ・ガーデンは、谷津田の複雑な地形を生かし、グリーンガーデンと一体となって田園環境に近接した居住機能を導入する部分である。そのなかで、環境志向の高まりや、余暇時間の充実等豊かなくらしへの希求に対応した、田園環境居住のモデルとなる住宅地を目指している。その内容は、図表3-41のとおりである。

 

図表3-41 フレッシュアン・パーク構想

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イ 四街道IC周辺地域における大規模な住機能整備の動向

四街道市では、昭和40年代から50年代前半にかけて、非常に高い比率の人口増加を経験してきた。昭和40年から45年の5年間で、人口が6,597人(33.4%)増加し、その後の45〜50年は11,026人(41.8%)、50〜55年は21,835人(58.4%)と、それぞれ急激な増加を示している。昭和55年以降も、55〜60年の間が7,772人(13.1%)増加、60〜平成2年が5,129人(7.7%)の増、2〜7年が7,338人(10.2%)の増加となっている。このように、伸び率は低下傾向にあるものの、人数ベースでは5年間で5,000〜7,000人の増加が継続しており、依然として人口増加傾向は大きい状況にある。

このような人口増加傾向を計画的に受け止めるために、市街地周辺部において大規模な住宅地開発が現在も計画的にすすめられている(図表3-42参照)。

 

 

 

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