2.2 実施期間
開始 平成10年 4月 1日
終了 平成11年 2月15日
1]回路構成および使用部品などの解析・検討 平成10年 4月〜 6月
2]プリント基板・機器構成品の検討・設計・製作 平成10年 7月〜10月
3]通電実験 平成10年11月〜12月
4]性能試験・耐振動・耐環境試験の実施・検討 平成11年 1月〜 2月
5]取りまとめおよび報告書の作成 平成11年 2月
2.3 実施場所
実施場所 株式会社 湘南工作所
3. 実施内容
3.1 回路構成および使用部品などの解析・検討
(イ) 調査研究課題であるブロック別回路構成に関して、コスト・作業性・信頼性などを検討した。その結果、当初はブロックを7ブロックに分けて構成する計画であったが、コスト・作業性の問題から安定器ユニットとコントロールユニットの2ブロックを基本構成とすることにした。
また研究目的でもあるメンテナンス性の向上を図るため、容易に安定器ユニットなどの交換が可能な構造とした。
(ロ) 本装置の主要部品であるスイッチングトランスとスイッチング素子の選定では、入力電源の対象が船舶用電源のため、100V〜440Vまで考慮することを基本とし、スイッチングトランスは十分余裕のある仕様で製作し、試作品を製作して特性を取得した。
スイッチング素子は、使用する電圧・電流が高電圧・大電流をスイッチングするために、素子はIGBT素子を使用することにした。