水分値と代表円錐貫入力の関係を図2.4.1及び図2.4.2に示す。

　

図A.2.4.1　Pomalaa (D < 19 mm)代表円錐貫入力

図A.2.4.2　Boakaine (D < 19 mm)代表円錐貫入力

　

A.2.5　篩い分けの有無と代表円錐貫入力

表A.2.3.5及び表A.2.4.3並びに表A.2.4.4に示した円錐貫入力の代表値を図A.2.5.1及びA.2.5.2に示す。なお、図の横軸は、最大粒径が100 mmの場合の水分値であり、最大粒径19 mmの試料については、試料を抽出したものと試料の水分値(対応する試料番号の水分値)に基づいてグラフを作成した。図中、記号の無い太線は最大粒径19 mmの試料の代表円錐貫入力(平均値)、記号付きのものが篩い分けを行わない試料に関する代表円錐貫入力であり、下から順に最小値、30データのうち小さい方から3、6、10、15データの平均値である。

　

図A.2.5.1　Pomalaa代表円錐貫入力

図A.2.5.2　Boakaine代表円錐貫入力

　

これらの図より、篩い分けを行わない試料の実験結果の代表値の取り方によらず、篩い分けを行った場合と行わない場合の代表円錐貫入力の関係は、試料により異なると言える。特に、円錐貫入力が大きい場合、即ち、貨物の剪断強度が大きい場合は、篩い分けの有無の影響が試料によって異なると言える。

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