日本財団 図書館


6-2. その他の問題点

 

ここで取り上げる問題点は、海上交通の特有の要因に関わる問題点ではなく、他の交通モードにも共通の問題点である。

ここでは、海上交通の実態調査の結果から勘案して、特に取り上げるべき主要な問題点について以下の通り整理する。

 

6-2-1. 海上交通施設内における情報認識

 

海上交通施設内における情報認識の問題点とは、運賃等に関する情報、旅客船等の発着、行先等に関する情報、安全に関する情報や海上交通施設の構造に関する情報を高齢者や視覚障害者、聴覚障害者、外国人等を含む全ての利用者が認識可能とすることである。

 

6-2-2. 海上交通施設の設備に関する情報認識

 

海上交通施設の設備に関する情報認識の問題点とは、海上交通施設を高齢者や障害者等が利用する際に必要な情報を海上交通施設内のみではなく、インターネット等の情報メディアを利用して海上交通の利用前に誰でも容易に認識可能とすることである。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION