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II. 海上交通の現状

 

1. 海上交通の現況の整理

 

1-1. 各モードの輸送の現状

 

鉄道、バス、航空機、旅客船等の主要公共交通機関の各モードにおける平成9年度の輸送の現状は、図表1のとおりである。

輸送人員べースでは、鉄道が非常に多く、輸送人キロベースでは長距離の移動に利用される航空機が非常に多い。

旅客船等の海上交通分野は、輸送人員、輸送人キロともに他モードに比較して非常に利用が少ない。

 

図表1-1. 各モードにおける輸送の現状

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出所: 平成10年度運輸白書、運輸省資料

 

1-2. 離島地域と海上交通

 

現在、本土とよばれる北海道、本州、四国、九州、沖縄本島の五島以外は離島と呼ばれ、離島振興法の指定地域の人口は50万人あまりである。

離島地域においては、高齢化が進展しており平成7年の国勢調査ベースでの65歳以上の人口割合は25%を超えている。

離島地域の概要について整理したものを表2に示す。

 

図表1-2. 離島地域の現状

008-2.gif

出所: 平成7年国勢調査

 

 

 

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