第3章 宮崎県およびその周辺における貨物流動の現状
1. 宮崎県およびその周辺における国内物流の実態
(1)貨物発着総量
平成7年度「全国貨物純流動調査」(平成7年10月17日〜19日における3日間調査)における純流動ベースによる宮崎県の貨物流動は、発量で18.3万トン、着量で25.0万トンとなっており、約6.6万トンの入超となっている。一方、対象4県(宮崎県、熊本県、大分県、鹿児島県)の国内貨物発総量は164万トン、九州全体に占めるシェアは43.8%、国内貨物着総量は153万トン、対九州シェアは44.4%であり、約10.5万トンの出超となっている。県別の発着量をみると、鹿児島県、大分県、熊本県、宮崎県の順となっており、宮崎県は最も少ない。