(2)相手地域別流動状況
1]九州圏外流動比率
各県発着貨物における九州圏外(九州7県)との流動比率をみると、発貨物については、対象4県の中で大分県の40.0%に次いで、宮崎県が14.8%となっている。着貨物については、宮崎県が最も高く、22.2%となっている。このように、宮崎県は隣県と比較して全体の流動量は少ないものの、域外との流動量は相対的に多くなっている。
また、出入量の比率についてみると、宮崎県は九州圏内、圏外との流動いずれにおいても入超となっている。なお、対象4県全体では、九州圏外との流動において大幅な出超となっているが、これは大分県の九州圏外向け発量が極端に多いためであり、鹿児島県、熊本県は宮崎県と同様、九州圏外との流動は入超となっている。