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次の演技は、市川大門町幼年消防クラブ員51名による和太鼓の演技です。

市川大門町は山梨県峡南西部に位置し、南アルプス、秩父連峰を源とする釜無川と笛吹川は市川の地で合流し日本三大急流のひとつ富士川になります。

この豊かな水の町は昔から和紙と花火の町として知られ、市川大門町幼年消防クラブは平成9年度に、町内5保育所(園)の園児で結成しました。園児の和太鼓は平成6年度より保育の一環として取り入れ、町内のお祭り、消防パレード、県の各種行事の開会式にも参加・活動してきました。

日本伝承文化の和太鼓、演奏曲名「市川園児太鼓・元気」を51名の年長児が心を一つにして、元気いっぱい披露してくれました。

 

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次の演技は、学校法人宝泉学園塩部幼稚園幼年消防クラブ員97名によるマーチング演奏「Reach For The Star!」―星ををつかもう!―です。青空に向かって伸びゆく若い芽。子供達は無限の可能性を持っています。新しい体験と感動……幼児期の教育こそ人間の一生の基礎をつくるものです。

創立40周年を迎えた同幼稚園は、園長の教育理念のもと“ひとりひとりが輝く”をモットーに、全教師が一つの輪となり、子供達の個性と能力ををはぐくむべく、心の通った暖かい指導を行っています。幼稚園は、いろいろなことが大好きになるところです。友達大好き!先生大好き!運動大好き!歌うことも大好き!、マーチング大好きなキラキラ輝いた子供達が、「史上最大の作戦」及び、ミュージカルなどでおなじみの「オペラ座の怪人」という、たいへんむずかしい曲にもかかわらずキビキビとしたカラーガード隊と大人顔負けの鼓笛演奏で会場全体を魅了してくれました。

 

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出演団体がそれぞれすばらしい演技を披露し、会場の雰囲気が盛り上がったところで、出演4団体の代表者に会長より記念品が贈られました。

この後、県外からこの大会に参加して下さった方々に、山梨県の名産が当たる抽選会が行われました。会長賞、知事賞、市長賞がそれぞれ10名の方々にプレゼントされました。

そして、幼年消防クラブ員の代表男女2名(山梨県山梨市日下部幼稚園幼年消防クラブ)が、「僕たち、わたしたちは、ぜったいに火遊びはしません」と力強く防火を誓ってくれました。続いて参加者全員で「火の用心のうた」を大合唱し、最後に山梨県消防協会の相澤副会長の音頭で、幼年消防の今後益々の活躍・発展を祈念して万歳三唱が行われ、「第18回幼年消防全国大会」の幕が閉じました。

 

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