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第18回 幼年消防全国大会

青空にジャンプ!! ちびっ子山梨防火まつり

 

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第18回幼年消防全国大会が、平成10年10月23日(金)、山梨県甲府市の小瀬スポーツ公園・武道館において、幼年消防クラブや消防関係者等約3,700名が参加して開催されました。

幼年消防の育成は、社会教育の一環として幼年期から防火教育を行うことで、21世紀をになう子供たちに正しい社会的態度を身につけ、立派な人間になるための基礎として必要であるという観点から、昭和55年からスタートしたもので、現在では13,638クラブ、1,136,836人という大きな組織に広がりました。

この大会は、全国の幼年やその関係者が一堂に会して、相互の交流を図り、幼年消防クラブ員の演技を通じて幼年消防に対する理解と関心を高め、幼年消防の健全な育成、活動の強化及び新しい組織の結成を促進することを目的として開催したものです。

大会は二部構成になっており、第一部では、優良幼少年消防クラブや指導者等の表彰を行い、第二部では、幼年消防クラブ員の心意気を示す防火演技の披露、防火の誓いなど「青空にジャンプ!! ちびっ子山梨防火まつり」を行いました。

大会の行われた山梨県甲府市は、南アルプス連峰や奥秩父山塊など、2,000m級の高山に四方を囲まれ「山の都」と呼ばれています。

戦国時代、名将としてその名をはせた武田信玄公のふるさとであるこのまちは、徳川時代に築かれ甲府城の城下町として、数々の歴史をひめながら、また戦災の廃墟から栄えてきました。

現在の甲府市は、山梨の経済、文化、産業の中核として発展している反面、山国の県都らしい落ち着いた雰囲気を持っているまちです。

市街を見下ろす小高い丘にはぶどうがたわわに実り、市内には温泉が湧き、渓谷美日本一を誇る昇仙峡の大自然が四季を彩ります。

幼年消防クラブ員、その指導に当たられた先生方、婦人防火クラブの皆さん、消防関係者らが多数参加して盛大な大会となりました。

 

 

 

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