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海難救助作業マニュアル

 事業名 救助訓練及び器具整備
 団体名 日本水難救済会  


ホ 被曳航船が船首を風上に向けて漂流している場合

 

006-1.gif

 

○ 風上から被曳航船に反抗するように接近する。

 

(2) 曳航索の授受

曳航索は、曳航側、被曳航側が同じ程度の大きさの場合はさほど問題ではないが、その風圧面積が異なる場合等は、時間経過とともに船体が風下に圧流され作業が手間取ることがあるので、可能な限り被曳航船に接近して曳航索の授受を行うことが必要である。

小型船同士であれば、直接渡すことも可能である場合も多いが、それができない場合には、次の手段で導索を渡すことが適当である。

イ サンドレッドによる方法

ロ もやい索投射器による方法

この場合、弾体の到着距離、風による弾体及び投射索の圧流、船体の動揺による発射角度の変化等に留意し、又、相手船上の乗組員等に十分、注意を喚起して行うことが必要である。

ハ 救命浮環等を利用する方法

船上側から渡す方法、又は、相手船の風圧流が大きい時には風下側から渡す方法がある。

(3) 曳航索の引揚げ

荒天下で作業を行う場合には、船体圧流により曳航索に張力が加わり、曳航索の引揚げ作業に困難が予想されることもあるので被曳航船の乗組員数を十分考慮し、必要であれば、派遣員を相手船に移乗させて引揚げること等を考慮する。

 

 

 

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