(3) 足踏みから移行するときは、そのまま1歩前に踏み出しはやあし進行すること。
(はやあし行進間の方向変換)
第10条 はやあし行進間における右(左)向き又は半ば右(左)向きは、それぞれ号令「右(左)向け前へ─進め」又は「半ば右(左)向け前へ─進め」により、次の各号に掲げるところに従って行なうものとする。
(1) 第1動作で左(右)足を約半歩前に足先を内にして踏み出し、それぞれ体を右(左)へ90度又は45度向けること。
(2) 第2動作で右(左)足から新方向ははやあし行進すること。
(はやあし行進間の方向変換)
第11条 はやあし行進間におけるうしろ向きは、号令「回れ右前へ─進め」により、次の各号に掲げるところに従って行なうものとする。
(1) 第1動作で左足を約半歩前に足先を内にして踏み出すこと。
(2) 第2動作で両足先を軸にして右に180度回ること。
(3) 第3動作で右足から新方向に、はやあし行進すること。
(かけあし行進)
第12条 かけあし行進は、第9条第1項第1号の規定によるほか、次の各号に掲げるとおりとする。
(1) 手を軽く握り、腕は手の甲を外にして腰の高さに上げ左右交互に自然に振ること。
(2) 正確な歩調で前進し、その歩調は歩幅約75センチメートル、速度毎分約160歩とすること。
2. かけあし進行への移行は、号令「かけあし─進め」により、次の各号に掲げるところに従って行なうものとする。
(1) 停止間から移行するときは、予令で手を軽く握り腕を腰の高さに上げ、動令で左腕をうしろに引きながら1歩前に踏み出しかけあし行進すること。
(2) はやあし行進又は足踏みから移行するときは、予令で手を軽く握り腕を腰の高さにあげ、動令でそのまま1歩前に踏み出しかけあし行進すること。