同社は、80,000トン未満の船舶の建造を非常に活発に行ってきたが、近年はあまり活動が活発でない。
(4)漁業事情
ブラジルは、 7,500?以上の海岸線と延べ44,000?に及ぶ河川に恵まれているが、漁業はあまり盛んではない。
漁獲物は、南部沿岸がメルルーサ、いわし、ぼら、小えび、中部海岸ではいわし、たら類、東北部沿岸では鮪、小えび、伊勢えび、鯛類などである。
小えびと伊勢えぴの大部分は輸出に向けられている。
漁獲量は約80万トン、輸出額は約1億7,000万ドルで推移している。
漁船保有量は、木造、鋼造を合わせて約15万隻といわれているが、その大部分は小型の木造無動力漁船である。
1997年12月末現在の漁船保有量(100G/T以上の鋼造漁船)は、88隻、15,539G/Tで、その平均船齢は24年である。
漁獲量、輸出高、漁船保有量の推移は、次の通りである。
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