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(4)漁業事情
 ウルグアイ近海の漁場は魚種が多く、水産資源が豊富であるが、従来から零細企業が多いこともあり、漁獲量も10数年来、10〜15トンで推移しており殆ど変化がない。
 漁獲物の主なものは、海水魚ではアンチョビー、コルビナ、すずき、ぼら、ひらめ、さば、たら等であり、淡水魚ではドラト(鮭の一種)が代表的である。
 政府は、漁業公団を設立して、外貨獲得源としての漁業開発を推進しており、税制その他の助成策を講じている。
 ウルグアイにおける鋼造漁船の総数は、大小合わせて約1,000隻であるが、100G/T以上の鋼造漁船は、1997年12月末現在62隻、25,343G/Tであり、その平均船齢は23年である。

 なお、最近10年間における漁船保有量(100G/T以上の鋼造船)の推移は、次の通りである。

 

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