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(3)造船事情
 現在、グアテマラには太平洋岸のプエルト・クェツァール港とカリブ海のサント・トマス港に船舶修繕施設があり、小型船の小修理が可能であるが、鋼船建造が可能な造船所はない。

(4)漁業事情
 グアテマラは、東部の一部がカリブ海に面し、西南部は太平洋に面した海岸線をもち、水産資源の豊かな好漁場に恵まれているが、漁業はあまり発達していない。
 漁獲物の多くはエビで、その殆どを米国および近隣諸国に輸出している。
 なお、エビ輸出は93年2,712万ドル、94年3,137万ドル、95年2,325万ドルで、貴重な外貨獲得源となっている。
 グアテマラの漁船総数は、現在稼働中の大小木造船および鋼造船を含めて100隻程度と推定されている。
 このうち、100G/T以上の鋼造漁船は、97年12月末現在トロール船5隻(776G/T)である。

 

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