(2)船舶事情
(A)保有状況
カナリア諸島は、スペインの各州と同様の行政地区であり、海運は本国の海運企業によって運営されているので、カナリア独自の保有船舶は存在しない。
因みに、スペイン本国の1997年12月末現在の保有船腹量(100G/T以上の鋼造船)は、44隻、59,518G/T、平均船齢33年であり、スペインCSRは5隻、11,162G/T、平均船齢18年である。
(B)海運事情と保有船主の実態
カナリア諸島は、自由港、中継貿易港として、世界各国の船舶の出入が盛んである。
カナリアを中心として配船している海運会社は、次の通りである。
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