(2)船舶事情
(B)海運事情と保有船主の実態
モーリタニアの主要海運会社は、次の2社のみである。
(3)造船事情
現在、モーリタニアには建造造船所はないが、ヌアディブおよびヌアクショットの両港には船舶修繕設備があり、船舶の小修理が可能である。
(4)漁業事情
モーリタニアは900?に及ぶ海岸線をもち、その沖合は、いか、たこ、えび、まぐろなどのアメリカ西岸ににおける有数の好漁場であるため、モーリタニア政府はこれら漁業資源の開発に力を入れている。
特に、1980年にモーリタニア政府が漁業専管水域を200海里に拡大して以来、モーリタニア漁船の漁獲高は年々着実に増大している。
1996年における魚介類の輸出高は、EIU Country Reportによれば、2億6,700万ドルに達し、輸出総額の約60%を占めるに至り、従来の鉄鉱石に代りモーリタニア最大の外貨獲得源となっている。
なお、最近10年間における、漁船保有量の推移は次の通りである。
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