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(4)漁業事情
 インド洋と大西洋に面して2,000マイルにおよぶ海岸線をもつ南アは、大戦後漁業開発を推進した結果、1987年当時は漁獲量も140万トンを超え、世界有数の漁業国に成長した。
 最近は、漁獲量も55万トン前後となり停滞している。
 なお、漁獲物および加工品の90%は輸出に向けられている。
 政府は、漁業開発公社(Fisheries Development Corporation)その他政府機関を通じて、漁業振興に努めている。
 南アの保有漁船(100G/T以上の鋼造船)は、1997年12月末現在132隻、73,210G/Tで、平均船齢26年である。

 

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