(3)造船事情
　現在、セネガルには鋼造船を建造できる造船所はない。
　修繕造船所としては、次のものがある。

　この他、ダカール港内にある海軍工廠所有のドライ・ドック(長さ629ft)も一般商船の修理用に開放されている。

(4)漁業事情
　セネガルの沖は、豊富な資源に恵まれており、漁業は近年活発に発展しており、鉱業を上回る重要な外貨獲得源となっている。
　漁獲量も年々増加している。
　魚種は、いか、たこ、いせえび、まぐろ等で、特にトロール漁業、いわし漁業が盛んであり、これらは日本へも輸出されている。
　魚類および同加工品の輸出は、全輸出額の23.2%(93年)に達している。
　また、EU諸国に対する入漁権も、大きな外貨収入源となっている。

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