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1.5 海難実態

海上保安庁資料により、伊良湖水道付近(図1.5-1に示す範囲。伊良湖港防波堤内は除く。)における要救助、不要救助海難のうち、衝突、乗揚げについて、表1.5-1に船種別発生状況、表1.5-2にトン数別発生状況を示し、発生位置を図1.5-1に示す。また、海難の概要を表1.5-3に示す。
平成5年〜9年、5年間の伊良湖水道付近における衝突および乗揚げ海難は、要救助が9隻、不要救助が22隻、合計31隻であった。このうち、2隻が乗揚げで残る29隻は衝突となっており、海難原因として見張り不十分、操船不適切が多い。

表1.5-1 要救助、不要救助海難(衝突、乗揚げ)の船種別発生状況

( )内は不要救助
(単位:隻)

  平成5年 平成6年 平成7年 平成8年 平成9年
貨 物 船 (5) (1)   (4)  2
タンカー     1 (1)    
旅 客 船     (1)    
プレジャー等  1 1 (1)    1  1
そ の 他 (1) (2)      
漁  船   (4)    1 1 (2)
合  計 1 (6) 1 (8) 2 (2) 1 (4) 4 (2)

「海上保安庁資料」より

 

 

表1.5-2 要救助、不要救助海難(衝突、乗揚げ)のトン数別発生状況

( )内は不要救助
(単位:隻)

  平成5年 平成6年 平成7年 平成8年 平成9年
5総トン未満  1 1 (2)  1   2 (1)
5〜20総トン   (3)    1 (1)
100〜200総トン (1) (1)      
200〜500総トン (2) (1)  1 (2)  
500〜3,000総トン     (2) (1)  
3,000〜10,000総トン (3)        
10,000〜30,000総トン   (1)   (1)  1
30,000総トン以上          1
合計 1 (6) 1 (8) 2 (2) 1 (4) 4 (2)

「海上保安庁資料」より

 

 

 

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