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SPORTS FOR ALL NEWS Vol.29

 事業名 生涯スポーツ情報の提供
 団体名 笹川スポーツ財団  


One Moment in Time

物語の始まり

文芸春秋「Number」編集長

井上進一郎

 

ちょっと見にはなんということもない写真である。大したテクニックがあるわけでもないし、どちらかというと、美しいだけの、絵はがきにでも出てきそうな作品だ。それなのに、となりの写真に目を移しながら、ちょっと待てよ、とまた視線を戻してしまった。なんだか、懐かしい気がしたのだ。アフリカに行ったこともなければ、滅多に走ることなんてないというのに。

写真の面白さの一つは、切り取られた絵の中に、どんなストーリーを読み取るかにある。表現者の意思とはかかわりなく、写真は語りかけてくる。そこに何を感じ、どんなイマジネーションを抱くか――。人によってそれがまちまちな分だけ、写真はたぶん面白いのだ。仕事がら、計算し尽くされた写真を見る機会が多いせいか、こういう素朴な(と思わせる)作品と出会うとほっとする。

1997年5月撮影とあるから、サッカーの中田英寿選手が、日韓戦で日本代表デビューした頃に、この青年(少年?)は、ケニアの空の下を走っていたことになる。すらりと伸びた下肢とわずかに前傾した上体は、彼が軽々と走っていることを窺わせる。彼の吐く規則的な息づかいが聞こえてきそうだ。

誰が言ってたのか忘れてしまったが、ランナーは無心でいるように見えて、案外つまらないことを走りながら考えているのだという。「今夜は久しぶりに肉が食べたいな」とか「あんな事言わなきゃよかった」というような類である。

A・シリトー「長距離走者の孤独」の主人公の少年は、朝の一周コースを半分ほど走りおえると「いちばん深遠な、いちばん気違いじみたことを」考えはじめるのだという。感化院で無理やりクロスカントリーの選手に仕立てられた少年は、走ることに原初的な歓びを見いだし、才能にも恵まれている。しかし、レースでトップを走りながら、最後の最後でゴールを拒否する。

このケニアの少年は、まばゆい光の下、大地を蹴り、腕を振り、前へと進む。彼の物語はまだ始まったばかりなのだ。

 

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SSF世界スポーツフォトコンテスト98 スペシャル・フォトグラフ・アワード SIMON BRUTY (USA) “Daniel Koman-Kenyan Runner”

 

食体動――東洋医学からみた健康法

3] 生命と水の相関関係(後編) 根本幸夫

 

根本幸夫(ねもとゆきお)1947年東京都生まれ。東京理科大学薬学部卒、東洋鍼灸専門学校卒。漢方薬局「平和堂」店主、薬剤師、鍼灸師。「頭をよくする漢方と食養(世界文化社)」「病気を治す食べ物百科(健友館)」など著書多数。

 

人体の約70%は水分である。人体各部のパーツの大雑把な水分構成比を述べると血液は83%、肺・心・腎臓は80%、脳は75%、骨も22%水分を含んでいる。人間における水分構成比は他の生物においてもさほど変わらない。また人間の血液成分と海水のそれとはよく似ている。海が生命の起源といわれるわけがここにある。

では水は体内で細胞間をうめているだけかといえばそうではなく、体内細胞はその表面に氷によく似た水の結晶格子を作り、有害な不純物を追い出す働きをしている。またこの水の結晶格子は傷ついた細胞の修復をしたり、エネルギー代謝にも一役かっている。

それ故人体にとっては、沸騰した湯さましの水より、結晶骨格を多量に含んだ雪(氷)解け水の方が数段よいのである。実際動物の子供や植物の生育に、雪解け水を与えると、普通の水を与えたときより、その発育は良くなり、病気も少なくなる。南方の渡り鳥が子育てのため、わざわざ早春に北国まで卵を産みに来る理由の一つがそこにある。

日本では赤ちゃんに水を与える時、殺菌消毒の意味から湯さましの水を飲ませることが多いが、先に述べたように氷を解かした水の方が赤ちゃんの発育はよいのである。

 

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SPORTS ON THE WEB!

 

今回の特集でも言われているように、今、ウォーキングがアツイのです。Web上でも関連サイトを見かけるようになりました。もうすぐ桜咲く季節。バッチリ情報収集してウォーキングにチャレンジしてみましょう。案外、癖になるかもしれませんよ。

 

◇SUNNET ONLINE MAGAZIN

http://www.sun-net.co.jp/sun/som/index.html

 

Web上に数多く存在するオンラインマガジンのひとつ。去年の10月に掲載された特集『歩く』はなかなかgood。ウォーキングをはじめる時にほしい情報がひと通りそろうし読みやすい。廃線を歩こうなんていう企画も興味をそそります。この号が出る時までバックナンバーが掲載されていればいいのですが…。

 

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◇遊歩紀行

http://www.ne.jp/asahi/wander/walker/

 

大阪府枚方市在住のグラフィックデザイナー押岡さんのサイト。トレッキング指向ですが、なかなかためになる情報も。どうせ歩くなら自然の中で、という人向き。紀行文を読んで気分を盛り上げたら歩行術を学んで週末は外に繰り出しましょう。

 

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◇銀座コンシェルジェ

http://www.ginza.co.jp/index_j.html

 

銀ブラっていうのもやっぱりウォーキングでしょうから、そんなところから入っていくのもいいんじゃないでしょうか。ちなみに、Vol.53(1998.09.24)の特集で『銀座でウォーキング』なるものがあります。参考にしましょう。首都圏外の方も上京の折にぜひどうぞ。

 

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驢馬の目

 

過日、秋田県琴丘町の工藤町長、小山スポーツ少年団本部長、田中教育委員会スポーツ課長がSSFの事務所を訪問された。

琴丘町が、平成10年度の「潤いと活力のある町づくり優良地方団体」として自治大臣の表彰を受けることになり、表彰式出席のため、上京され、SSFに立ち寄られたのだ。

琴丘町は昭和60年に「体育の町」宣言をし、以来、体育・スポーツにより町づくりを行政の重点施策に据えて、町ぐるみの体力づくり運動である「おはようジョギング体操」、世界的スポーツイベント「チャレンジデー」(SSF助成)、地域対抗の「総合スポーツ大会」、英国アッシュボーンとの「青少年スポーツ交流」(SSFスポーツエイド事業)等を実施し、平成8年には文部省の「総合型地域スポーツクラブ育成モデル事業」の指定を受けるなど、町をあげて積極的にスポーツに取り組んで来た。平成5年度には「体力づくり最優秀組織内閣総理大臣賞」を受賞し、さらにこのたびの自治大臣表彰へとつながった。

いま我が国では、市町村の約1割がスポーツ(健康)の市町村宣言を行っており、それぞれ健康で明るく活力に満ちた自治体づくりのために努力している。

SSFは、第2、第3の琴丘町を期待し、スポーツ・フォア・オールヘの貢献度の南い、町づくりのためにも優れた企画を積極的に取り組む自治体やスポーツ団体を、チャレンジデーやあまたのスポーツ大会等を通じて応援していくつもりである。

 

 

 

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更新日: 2019年7月20日

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