平成10年度は、「巻線技術の開発」では超電導コイルを含浸するための低温用エポキシ樹脂の含浸性や強度などの特性調査を行うとともに、これまでに製作した巻線機などの各種装置を用いてNb3Sn試験用コイルを製作した。また超電導電磁推進装置の高出力化を念頭に、国内外の文献や会議資料を基に超電導磁石や関連する技術の最新開発動向を調査した。
以下、今までの経過を含めて最新技術の調査結果について述べる。
[1]シップアンドオーシャン財団:「超電導電磁推進装置の高出力化に関する調査研究報告書」、平成6年度、1995.3
[2]シップアンドオーシャン財団:「超電導電磁推進装置の高出力化に関する調査研究報告書」、平成7年度、1996.3
[3]シップアンドオーシャン財団:「超電導電磁推進装置の高出力化に関する調査研究報告書」、平成8年度、1997.3
[4]シップアンドオーシャン財団:「超電導電磁推進装置の高出力化に関する調査研究報告書」、平成9年度、1998.3