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5.3 関連情報

 

平成10年度はWAAS実用化計画段階の最終年度といえ、実用化に際しシステムについて種々の方面からの確認が行われた年であったといえる。

懸案となっていたGPSの民間用第2、第3周波数の割り当ての合意、GPS/WAASが航空機航法システムとしてSole Mean Systemと位置づけする事が可能な否かを分析したリスク・アセスメントの実施など、活発に推移した。

米国のWAAS衛星は、既に大西洋上及び太平洋上に配備され、今夏の運用開始に向けて実験放送を実施中にあり、計画は着実に進展しているが地上局用のソフトウェア上の問題が発生し、本年の運用はVFR用に限定し、IFR用としての本格運用開始は、来年秋に延期された。

 

以下、GPS/WAASに関連する米国公的機関から発表されたニュース、及び1月末に報告されたリスク・アセスメント等の資料を添付する。

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