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第2章 効果的・効率的な業務運営

 

本章では、業務運営の原則について論じることにより公務の効果的・効率的な遂行について考えてみましょう。

 

2-1 仕事の管理

 

管理者の最も重要な任務の一つは仕事を管理することです。自ら業務を遂行するだけでなく、所管する組織の業務全般を管理し、組織の目的を達成することが管理者の役割です。

(議論のポイント)

・仕事の管理は、どのようなプロセスで行えばいいでしょうか。

シート9 仕事の管理

 

2-2 業務の目標設定

 

組織にはそれぞれ目的があり、その目的達成に向けて業務を遂行する必要があります。組織目的の達成には、組織目的につながる業務目標を立て、その目標に向けて業務を遂行することが大切です。目標の設定は、効果的・効率的な業務遂行にとって非常に重要なプロセスです。最近、よく論じられている「目標による管理」も含めて考えてみましょう。

(議論のポイント)

・業務遂行にあたって、なぜ目標を設定する必要があるのでしょうか。

・目標を設定する場合にはどのような点に注意したらいいでしょうか。

・目標を設定した後は、どのような点に注意したらいいでしょうか。

シート10 目標による管理

 

2-3 業務改善

 

職員は割当てられた業務を遂行することになりますが、ややもすると日々の業務遂行に追われ、業務改善にまで意識が回らないことがあります。監督者は、問題意識を持って、よりよい業務遂行が可能かを絶えず検討するとともに、部下に改善意欲を持たせることが必要です。

(議論のポイント)

・業務を改善するにあたっては、どのような視点を持てばいいでしょうか。

・改善を阻む要因としてはどのようなものがあるでしょうかも

・業務改善のアイデアが出やすい環境とはどのような環境でしょうか。

・業務の改善はどのような順序で行えばいいでしょうか。

シート11 仕事の改善

シート12 改善の順序

 

 

 

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