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II「別府八湯ONSEN文化国際交流アクションプログラム」

 

3【総括ミーティング議事録】

日時:平成10年12月23日(水)14:00〜17:00

会場:ホテル白菊

 

6つのテーマ

1:別府の温泉文化と伝統の確認

2:高齢化社会と温泉と医療保険の研究

3:長期滞在パッケージの研究-温泉を利用した新たな産業の創出

4:モータリゼーションとリラクゼーション-都市空間破壊とその修復

5:キーワードとしての「ウェルネス」

6:資源保護-環境と温泉活用

 

寺島(交通エコロジー・モビリティ財団)

12月20日のウェルカムミーティングから昨日までのプログラムには、残念ながら参加出来なかったが、主催者の一人として、一言ご挨拶申し上げたい。

まずは、この国際交流ミーティングの相手方として、快く招請に応じて参加頂いた韓国、台湾、ドイツの皆様方に、厚く御礼申し上げる。

交通エコロジー・モビリティ財団は、平成6年9月に設立以来、4年が経過しており、運輸省と日本財団の支援の下に、高齢者・障害者を含む全ての人に優しい交通のあり方、運輸部門での地球環境対策、並びに地域における国際交流の支援を事業の3本柱として、広報啓発・調査研究・施設整備助成などの事業を行っている。

本日のアクションプログラムミーティングは、当財団が、平成10年度の日本財団の補助事業として取り組んでいる、「草の根国際交流発掘支援事業」において、モデル事業として選定された「別府ONSEN文化国際交流事業」の一環として行われているものであり、この企画を計画してきた、別府市旅館組合連合会別府ONSEN文化国際交流プロジェクトチームと共催である。

このミーティングは、11月に行われた「別府八湯ONSEN文化国際交流ミーティング」に引き続き、「温泉」あるいは「温泉地」にかかわる地域文化をテーマとして、地域の振興を考えていくものである。今回は、旅館などの観光業以外の、地域の住民や団体の方々にも、積極的に参加を促して、交流の層を拡げていきたいという趣旨である。

地域における国際交流全体に、幅を持たせるという試みは、交流を手伝う側としても大変心強いところである。今回も、短い期間の交流ではあるが、これをきっかけに、親交を深めて頂き、末永く成果の続くことを期待している。

前回のミーティングでは、大変参考になる海外事例の発表を聞き、別府にとって有意義な蓄積がなされたことと思われる。

 

 

 

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