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第2節 別府ONSEN文化国際交流アクションプログラム事業

 

II「別府八湯ONSEN文化国際交流アクションプログラム」

 

1【オリエンテーション議事録】

 

日時:平成10年12月21日(月)10:00〜12:00

会場:ホテル白菊

 

甲斐氏(別府プロジェクトチームリーダー)

おはようございます。皆さん、遠くからご参加いただきましてありがとうございます。

私はプロジェクトチームリーダーの甲斐です。この事業は温泉を中心とした都市・地域の文化を通じた国際交流を目指しており、別府プロジェクトチームと交通エコロジー・モビリティ財団の共同主催となっています。お手元の資料にもあるように11月にはマッチングプログラムとして8ヶ国からお客様を招きました。英国のバース、ドイツのバーデンバーデン、イタリアのアバノ、イスラエルのヨーロッパ4カ国、そして環太平洋地域として韓国、台湾、ニュージーランド、米国から参加してもらいました。11月の事業は「出会いの場」として位置づけています。今回は11月の出会いから今後の交流を進めていくためのアクションプログラムとして位置づけています。別府は国際観光都市として発展していきたいという希望を持っています。その際に重要となるのは外国からの意見です。また、別府も皆様の地域に何か「示唆」を与えることができると思います。別府は文化の点で深い交流を進める必要があります。

皆様の地域にも独自の国際交流プログラムがあると思います。その中から別府との交流に繋がるものを探して欲しい。そして、23日14:00からの最終会議で各国のアクションプログラムを発表して欲しいと思います。短い滞在ですが、11月に参加した各国の代表の意見を引き継いで、アクションプログラムのヒントを見つけて欲しいと思います。

 

<参加者自己紹介>

 

栗田氏(別府プロジェクトチーム)

11月の参加者から引き継いだ事項、聞いたことを教えてください。

 

Cornelia HORNUNG氏(ドイツ)

「とても興味深い事業と思った。ヨーロッパの人間が他の文化と接する機会は稀であり、別府に招待してもらって良かった。別府という美しいまちで、世界のいろいろな国の方々と交流することができ、とても良い経験となった。別府の温泉文化はバーデンバーデンと全く違いとても勉強になった。」とJACKMUTH氏は言っていました。

さて、私は同じくバーデンバーデン・マーケティングのHORNUNGと申します。バーデンバーデンはドイツ南部黒い森の隣に位置し、2,000年の歴史を持つまちです。ローマ時代の影響が強く、中世に温泉が発展しました。

 

 

 

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