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5) 利用料金と利用方法

利用料金については、目的地までの普通運賃と有料手回り品として片道・往復を問わず270円の合計額となっている。

車内、駅構内での自転車の管理については、利用者自身の対応を前提としており、以下の点について利用者にお願いしている。(実際の自転車の積み込み作業については、駅員、車掌などが補助しながら、行われていた。)

・自転車持ち込みの利用者は、必ず事前に予約をいただく

・発車20分前までに乗車駅にご集合いただく

・車内では、簡易金具に自転車を固定する

・跨線橋を通行いただく駅がある

・サイクリングトレイン以外の列車は、自転車のままでは乗車できない

・サイクリング途中のパンク、怪我には対処いたしかねる

 

6) 利用者の想定と利用促進方策

利用のターゲットとしては、本格サイクリストはもちろん、中学生・小学生高学年グループ、ファミリー等を中心に考えている。

利用促進に関しては、地元の協力によるモデルコースの案内チラシの配布、また、札幌地区では札幌市より後援名義を得た。更に札幌市教育委員会からも協力を得て、市内300余の小中学校へのポスターの掲出、チラシの配布を行った。

日本サイクリング協会の北海道支部内に19の協会があり、札幌をはじめ各地の協会で絶大なる関心と賛同を得、好意的にPR・集客の協力を得た。また、各種メディア(サイクル専門誌など)で多数の特集記事として紹介され、認知度も高まった。

 

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