日本財団 図書館


●本実験は小規模かつ単一施策の実験であったが、対象バスルートの拡大や時差出勤・パークアンドレールライド施策との併用、都市内居住者も対象とした公共交通転換誘導施策など、複数施策を併用して、効果を得るに十分な手法をとることが期待される。

●マイカー利用のメリットの一つが戸口性(door to door)にあるとすると、屋外駐車場においては乗り継ぎの際の天候が利用者に大きな影響を与えるため、実験時期として天候に配慮することが重要である。また、公衆電話やトイレの設置など、駐車場施設を改善することも必要である。

●アンケート結果によると、本格実施時の改善点として、所要時間の短縮、安価な料金設定、バス座席の確保などがあげられている。

 

参考文献

1)新潟市におけるパークアンドバスライド実証実験検討調査第2回委員会資料、平成11年1月26日

2)新潟市におけるパークアンドバスライド実証実験検討調査報告書(案)-第3回委員会資料、平成11年2月19日

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION