第4章 北九州市におけるガイドラインにふまえた施策案の検討
1. 施策の基本方針
鉄道、海運とトラックの連携を図りやすい環境を整備するため、内航海運については港湾における外航船と内航船の接続性向上や道路網の整備による内貿ターミナルへのトラックによるアクセスの改善、内航海運のダイヤの改善などを図る。また鉄道貨物輸送においては、荷主のニーズにあった鉄道輸送ダイヤの改善、積み替えの効率化、門司駅におけるターミナル機能の再編によるトータル輸送時間の短縮や浜小倉駅における海上コンテナ貨物の鉄道輸送への接続に係る機能の整備など、鉄道貨物輸送の魅力と利便性の向上を図る。
2. 北九州市における施策案の検討
北九州市におけるモーダルシフトの施策案として、施策の体系と個別施策、各個別施策ごとにその具体的内容と推進体制の考え方を設定する。