日本財団 図書館


2] 外貿定期コンテナ航路

北九州港は、北部九州において最も外貿定期コンテナ航路便数が多く、九州における中枢的な港湾として、広域的な国際物流の拠点としての発展が期待されている。このため、ここで取り扱われる外貿コンテナ貨物の広域的な国内輸送において、モーダルシフトの期待と可能性が高い。

航路網は東・東南アジアとの航路が多く、その比率も博多港と比較すると高い。特に韓国は週12.5便、中国は週13.5便、東南アジア航路は週9.25便と1日あたり1便を超える密度の高い便数を有し、この3航路で全体週42便の84%を占めている。

一方、欧米航路については、週当たり0.25便と少なく、北部九州では最も多い博多港でも週4便となっている。

 

図表2- 2 北部九州港湾の航路別国際定期コンテナ航路便数

010-1.gif

資料)運輸省 第四港湾建設局資料

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION