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イ 高齢化の進展

 

平成7年の大崎上島3町の年齢別人口構成は、15歳未満が10.6%、15〜64歳の生産年齢人口が57.6%、65歳以上の高齢者が31.8%であり、高齢者の全国平均14.6%に比較して17.2ポイント高い。特に、大崎上島3町では、昭和60年の国勢調査の結果と比較すると、15歳未満の若年人口が10年間で52%の減少、高齢者が23.8%の増加を示し、高齢化の進展が急速に進んでいるとともに、75歳以上の後期高齢者の割合が全国や県平均に比べて著しい。

現在の傾向で推移すると、大崎上島の平成17年の65歳以上の割合は、総数で若干減少するものの、総人口の減少により高齢化率は約40%程度までに上昇し、75歳以上の後期高齢者の割合も平成7年の13.9%から17年には22%程度まで高まるものと想定される。(図表1-3参照)

 

図表1-3 大崎上島の年齢別将来人口予測

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資料:総務庁「国勢調査」

 

 

 

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