Q NKCS編以外で使用している規則は?(複数回答可)
回答数 70
小型鋼船構造基準 31(44.3%)
NK鋼船規則C編 31(44.3%)
鋼製漁船構造基準 8(11.4%)
(以下略)
Q 新構造基準に取り入れた場合、NKCS編の規定の中で必要ないと思う部分はありますか?
回答数 61
YES 9(15%)
NO 52(85%)
Q 新構造基準に取り入れた場合、NKCS編の規定の中で見直した方がよいと思う部分はありますか?
回答数 61
YES 27(44%)
NO 34(56%)
このような結果を受けて、新構造基準は基本的にNKCS編の内容をベースとし、小型鋼船構造基準、小型油タンカー構造基準及び自動車渡船構造基準の規定を適宜取り入れることとした。
(2) 実船実験による応力レベルの把握及びFEM構造解析
新構造基準の策定にあたっては、船体に働く波浪外力、貨物荷重等を算出し、船体構造部材がこれらの荷重に耐え得るように部材の板厚、断面係数等を規定することとなる。そこで、NKCS編を用いて設計・建造された船舶に対し実際に出ている応力レベルを把握し、有限要素法等による理論計算の結果と比較することによって、新構造基準策定に資することとした。