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6. 結言

中手造船会社において最も優先度の高い幅広浅吃水の中型肥形船の研究は委員各位の鋭意努力により、発足にあたって設定した研究目標を達成し、貴重な成果を得ることができた。

推進性能等諸性能評価に留まらず経済性を考慮した総合性能評価手法を提起した3年間の研究は今後の中型肥形船を計画する上での有用なツールとなり得るであろう。これらの研究成果が設計の現場で有効に活用され更に発展することを願うとともに我が国造船・海運業界の国際競争力の向上に寄与することを期待する。

最後に本研究の実施を支援していただいた日本財団にお礼を申し上げるとともに3年間積極的な研究討論を行って頂いた参加委員各位に、また研究の実施に始終努力を払われた日本造船研究協会の方々に心より感謝する次第である。

 

 

 

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