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・サービス時間の拡大に関する問題点として、荷主からの割増料金がなかなかもらえないことが指摘されている。

 

○業務分野を拡大

・新たなマーケットへと業務を拡大していくために、内陸部への進出、通信販売に関する流通加工業務、各消費者への個別配送等を検討している例が見られた。

・また、今後取り扱い増加が予想される貨物の受け入れ体制を先行的に行っていくことを検討している例もあった。

・問題点としては、港頭地区では地代や人件費が高いこと、ハード整備コストが高くつくことなどがあげられた。

 

○業務の機械化・自動化を推進

・業務の効率性を高めるために機械化・ロボット化が積極的に推進されている。

・業務の機械化・自動化に関する留意点として、相当の(安定した)需要がないと合理化コストが還元されないことがあげられている。

 

○荷主との連携を強化

・港頭地区において、荷主との連携を強固なものにすることは極めて重要であり、この関係をいかに構築していくのかといったことが物流事業者の大きな課題である。

・将来的には、荷主から業務を全面的に請け負うことを目的として、施設の立地場所の選定・誘致からSea-Naccsへの対応、ドレー運賃の管理まで積極的に荷主に提案していくなどが検討されている。

 

 

 

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