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30日(火) 09時00分に保健大臣のDr. Thimossat(元保健省の総務局長)を表敬訪問。10時00分に日本大使館表敬訪問。その後11時30分にウワンゴ診療所に出かけて時間の関係で検査が出来ないために診療所の看護夫および検査技師が行った検査結果および診断に基づいて治療を行うことを連絡。午後2時半よりDr. Yasipoも加わってウワンゴ診療所に呼び出して集まった寄生虫陽性者156名の中86名に対して投薬。残りは看護士に薬剤を渡して後日投薬することを依頼。その後バンギー中央病院視察と薬品購入。夜は飯沢参事官、黒沢医務官、大統領の主治医Dr. N'ZafioおよびMr. Guimet情報官など日本大使館と親密な関係にある現地の若手関係者と約3時間にわたり会食と懇談。

31日(水) 午前07時30分ホテル集合。黒沢医務官、Dr. Yaya、Dr. Kobangueとともに07時45分バンギー発。09時45分バンザ村着。昨年の受診者にクロロキンおよびジエチルカルバマジンを投与。さらに84名に健康手帳を交付すると同時に指頭血で厚層および薄層塗抹の血液標本を作製、その他の24名は血液塗抹標本のみを作製、計108名の血液標本した。15時00分バンザ村発。途中ジャングル内で用意したパンと水で昼食をとり、17時30分バンギー着。20時00分より22時20分まで衛生大臣始め衛生省幹部7名、川合大使始め日本大使館員6名を招待して団長主催レセプション。

4月1日(木) 09時00分に自動車供与に対する謝礼の薬品購入。10時00分保健省に挨拶と薬品供与。10時30分に日本大使館に挨拶。川合大使と約40分間今後の調査および現地情勢について意見交換。11時45分Dr. Yayaが迎えにきてホテル発。12時00分空港着。黒沢医務官、Dr. Yasipoの見送りを受けて13時40分エアアフリカ843便でバンギー発。Pointe Noire経由で17時15分ドアラ着。ドアラでは乗継ぎでも入国手続きが必要で、ビザが無いために空港警察で手続きのため1時間待機。その後5時間空港待合室で過ごしてスイス航空275便に乗り、28時10分ドアラ発。

 

 

 

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