柴田/それでは定刻ですので始めたいと思います。まだ会場にお入りいただいてない方は中の方にお入り下さい。
それでは、補聴援助システムとリハビリテーション・シンポジウムにご参加いただき有り難うございます。これより開始させていただきます。
司会は京都市言語聴覚障害センターの柴田浩志でございます。3点ご連絡します。
第一点は、聴覚障害の皆様へ情報保障のお知らせです。
会場では、要約筆記、手話通訳、パソコンによるリアルタイム字幕筆記、赤外線システム、磁気ループが利用頂けます。赤外線システムの使い方が判らない場合は、株式会社アキトさんへお尋ねいただきたいと思います。
シンポジウムでの要約筆記としまして臨時の略語を使用しますのでご承知下さい。
リハビリテーション リハ
シンポジウム シンポ
人工内耳 (人)
を使わせて頂きます。よろしくお願いします。
二つ目の連絡は、明日の昼食の件です。明日の昼食は11時40分からとっていただきますが2階と地下です(整理番号1〜80は2階、その他の方は地階)。
三つ目ですが、本日のシンポジウムの報告集を3月に送付いたします。3月の送付先が参加申し込みの住所と違う方は、受付の方に整理番号と宛名を書いて提出して下さい。
以上が皆様へのご案内です。
それでは、開会にあたりまして主催者であります全日本難聴者・中途失聴者団体連合会高岡正理事長からご挨拶をいただきます。
高岡/本日は、当会主催のシンポジウムに多数ご来場いただきまして、誠に有り難うございます。全難聴にとりまして人工内耳、補聴器にスポットをあてた公開の場でのシンポジウムは初めてです。全難聴はこれまで、聞こえの保障を求めて一貫して取りくんでまいりました。発足の時以来、全国の大会で人工内耳や補聴器を取り上げたフォーラムを全国で実施してきました。相談会などを通じて私達自体の研鑚と啓発、社会の啓発活動に取り組んできました。
国民の間に、理解が広がることが、難聴者の社会参加を促し、QOLを高め、地域の活性化につながると信じております。
この為には、全難聴と、耳鼻科の医師、補聴器販売店、オージオロジスト、補聴器技術者等多くの技術者の連携を強めることが必要だと思います。
昨年全米難聴者協会(SHHH)と連携する機会が得られましたので、情報の交流を積極的に進めてまいります。
最後にこのシンポジウムの開催に当たり日本財団ならびに、ご協力いただいた各社、講師やパネリストとしてご多忙の中お越しいただいた先生方に、厚くお礼申し上げまして本日のご挨拶とさせていただきます。有難うございました。