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補聴援助システムとリハビリテーション」シンポジウム資料

 事業名 補聴援助システムとリハビリテーションの普及啓発
 団体名 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会 注目度注目度5


●タイピン型の有線マイク…軽くて便利だが、線は絡みあう

●ワイヤレスマイク…………300MHz高価 1会場 4波(普通)

(簡単で便利)  800MHz高価 1会場 15波もあるが、普通6波である。

うすくても拡声をかけてないと、どうしてもマイクを使おうとしない人が増えるものなので、小さいスピーカーででも拡声することも忘れてはならない。一人でも難聴者がいれば直ちに多数のマイクが使えるように、何処の施設にも備えてほしい。が、まず、難聴者協会には、必要な人が借り出せるように、「会議用のALDS」を用意しておきたい。

念のため申し添えておくが、勿論、多数のマイクで集音して、ミキサーに集めて整え、アンプから個人用のループで、ワイヤード(の・ライン入力で)、あるいはヘッドホンなどで明瞭な音声を目を瞑っていても開けるようにするのである。

 

6. 銀行などの窓口、病院の受付など

 

全く何も聞こえなかった私も、人工内耳の手術を受けて以降、ALDSを駆使していることもあり、公的な場で聞こえに困ることは、まずないのである。が、銀行などの窓口、病院の受付などでは耳を澄ませていても、聞こえないこともあり、困っている。振動を用いるモノなどを使えばいい訳だが、今のところ用いたことがない。難聴者席を設けていただき、そこだけでもループをつければ、殆どの難聴者は耳で直接に聞こえるようになるのではなかろうか。これなども解決したいものの一つである。

 

7. 難聴者協会は、会員の聞こえを援助できる集団でありたい

 

21世紀を目前にして、人間にとっては、ますます音声言語によるコミュニケーションが重要になってきた。高齢になって、痴呆にならないためにも音声のコミュニケーションは大切だと思う。補聴器や稀聴援助システム(=ALDS)は、一段と大切なものとなるであろう。福祉の谷間に落ちこぼれていると形容されることの多かった難聴者協会ではあるが、コミュニケーションという人間存在にとって一番大切なものを受け持つ集団なのですから、今後は働き方によっては、時代の花形にもなれるのではなかろうか。責任の重さを思い、日本の難聴者の聞こえの確保のために、最大限の貢献をしたいものである。

ご参考までに私の属している徳島県中途失聴難聴者協会の活動の一端を紹介したい。

1)補聴器装用相談事業の中心メンバーとして、毎月、相談者を紹介している。

2)県レベルでは、殆ど全ての催しに磁気ループが付くようになっている。磁気ループの設置されてない会場で催しがある時には、協会に敷設の依頼がくる。

3)他府県と同じで、徳島県でも以前に工事された磁気ループには、聞こえの悪いものが少なくない。が、そのような所で催しがある時にも、県から依頼があり、ツアー用の磁気ループを敷設している。

4)要約筆記講習会においても、受講生に人工内耳、補聴器、補聴援助システム、難聴の医療について詳しく伝えるようにしている。補聴器と補聴援助システムの大切なことは繰り返し伝え、補聴器による聞こえの改善に資している。

5)要約筆記講習会の期間中に必ず、「難聴者教室」を開催して、補聴聞題の大切なことを理解してもらうようにしている。

6)徳島県からだけでなく、市町村や社協、民間からも磁気ループを頼まれることが多くなっているが、何時でも何処でも補聴器、補聴援助システムの大切なことを訴えることにしている。

7)必要な時には、補聴援助システムの個人派遣もして、耳で聞こえる方には、何時でも何処ででも明瞭に聞こえるように努力している。

8)要約筆記の派遣とあわせて、磁気ループ、簡単なPA、録音の4つもの仕事を頼まれることが多い。要約筆記の他、磁気ループなどのALDSだけでなく、健聴者のPAや録音まで頼まれるようになり、小さい協会だが存在感が大きくなってきた。

 

 

 

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更新日: 2019年6月22日

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