日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 社会 > 成果物情報

補聴援助システムとリハビリテーション」シンポジウム資料

 事業名 補聴援助システムとリハビリテーションの普及啓発
 団体名 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会 注目度注目度5


2. 自分の難聴を知ろう。

 

一口に難聴といっても耳の入口から脳に音が伝えられるまで複雑な経路を辿るが、どの部分が障害されても難聴となるわけで、大別して内耳迄の障害によるものを伝音難聴、内耳以降の障害には感音難聴とよび、両者の混在する難聴を混合性難聴と分類する。後述するが同じ難聴でも両者でその示す特色が違う。

難聴者ならば時報に使われるピーというような純音と呼ばれる音での聴力検査を受けられたであろう。その代表的な純音による検査で分ることは、難聴の程度、そして音の高さによって難聴程度の違いを示すカーブ、上に述べた難聴の性質分類で、これをオージオグラムという。これら検査を受けた時にはコピーなりをもらって記録を残しておこう。それによって将来例え他機関であっても再検査の時には難聴者自信にも、又検査側にとっても非常に参考になるものである。

 

図1 オージオグラム(聴力図)の1例

023-1.gif

 

3. 定期的な聴力検査のすすめ

 

高齢難聴者の耳鼻咽喉科医への受診率の低さ、又受診したとしても一回きりで何年も受診されていない実態については述べた。これは医師側の「治らない」「年のせい」とだけの対応のまずさも原因していようが、例え難聴回復の望みがないにしろ、進行悪化がなければよし、とにかく少なくとも年に一回の定期的な聴力検査は受けて頂きたいものである。

何の慢性疾患でも自己管理が必要であることは云うまでもない。糖尿病しかり、高血圧症しかりである。難聴の悪化は、その不自由さを倍増してゆくのである。

慢性に経過する病気でも急性症状を呈することがある。突然の難聴の進行、耳鳴の発生、めまいなど自覚した場合には即刻の受診が必要である。それは徐々に進行するものと違って治療の対象であるからであるが、その時にも定期検診の資料は医師にとり役立つのである。なお耳鳴りについてあきらめる向きもあるが消失例もあることを付記しておく。

 

表2 耳鳴症例の長期経過

023-2.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
127位
(31,428成果物中)

成果物アクセス数
100,827

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2019年8月10日

関連する他の成果物

1.補聴援助システムとリハビリテーションの普及啓発」シンポジウム開催案内
2.「補聴援助システムとリハビリテーション」シンポジウム報告書
3.「補聴援助システムとリハビリテーションの普及啓発」の報告書
4.中国残留孤児の生活状況調査
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から