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・台湾、中国からの定期コンテナ航路が開設されれば、日数およびコスト削減でき、輸送時の荷いたみを解消できるので、是非コンテナ航路の開設を望む。(小売業、長崎県)

 

・コスト、C/T、手続システム、業者体制等の面で、よほど門司/博多を上回るメリットがなければ利用しない。国内のコスト高に鑑みてむしろ南九州に国際拠点港を設けて欲しい。(卸売業、宮崎県)

 

○輸送コス卜

 

・長崎港については、現在の中国との航路で、海上運賃を門司・博多より安くし、荷物をまず集めることが重要課題と思う。(製造業、長崎県)

 

・他港と競争力をつけるために海上・陸送運賃の低減、荷役料など検討すべき。(業種無回答、長崎県)

 

・荷役費用が高く、製品(石材)原価の大きなウエイトを占める。あまりにも賦課費目が多い。(卸売業、長崎県)

 

・現在、就航中の廈門-福州-上海-長崎の航路の海上運賃は門司港、博多港に比べ非常に高い。貨物量が少ないことも高い理由と思われるが、このままでは将来性が見込まれないと思う。中国側の輸出公司でもこの航路は独占航路のためか船会社のサービスが悪く、長崎向けの船積は嫌われる。(卸売業、長崎県)

 

・現在門司港のみ利用しているが、長崎港に定期コンテナ航路が開設されると、週1便だけでも大変便利になる。ただし、輸送コストが高いと中国側が敬遠しがちになる。(製造業、佐賀県)

 

・長崎港は、長江経済圏に対して地理的条件として有利な面があるが、博多・北九州等に比べて取扱貨物量が少ないことから、船賃が割高となっている。船賃の問題がある程度解消されれば、貨物の増加は見込まれる。現在、長崎港活性化センター(本年4月発足)を通じ、これらの問題解決に努めている。(運輸業、長崎県)

 

・トータルの輸送コストが削減されることを希望。また、コンテナ貨物に対応した港湾施設の整備も希望。(卸売業、長崎県)

 

 

 

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