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(5)九州の港湾における外貿コンテナ貨物の取扱状況

 

北九州港・博多港―神戸港・大阪港においては、フィーダー輸送が行われている。

フィーダー利用の貨物実績は神戸港・大阪港に計上されているため、フィーダー輸送を含めた北九州港・博多港の利用率は、(4)で把握したものよりもさらに高くなっている。

1996年の実績では、フィーダー輸送を含めた両港湾の取扱実績はダイレクト航路の1.2倍となっているも91年の時にあっては1.6倍であったが、95年1月の阪神淡路大地震を契機とした神戸港離れが表れている。

 

表3-2-5 北九州港・博多港のコンテナ取扱量(年間値)

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注) ダイレクト:その港湾で直接外貿コンテナ船に積卸しされる貨物

   フィーダー:内航フィーダー航路を利用して別の港湾で外航船に積卸しされる貨物

資料)「九州の物流 平成9年版」(財)九州海運振興センターほかより三和総合研究所作成

 

 

 

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