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(2)九州における交通基盤の現状

 

高速道路網は、1995年7月の九州縦貫自動車道人吉〜えびの間の開通、1996年3月の九州横断自動車道玖珠〜湯布院間の開通によって、鹿児島県から青森県までの約2,150kmが高速道路でつながるとともに、九州の県庁所在地が高速道路網で結ばれたことにより、九州域内における交通利便性の向上が図られている。

港湾は、博多港、北九州港2つの特定重要港湾のほか、28の重要港湾が配置されている(1997年10月時点)。このうち、博多、北九州、伊万里、大分、細島、志布志の各港にコンテナターミナルが整備されている。

空港は、佐賀空港が1998年7月に開港されたことにより、九州各県に空港が整備されている。

コンテナ貨物取扱駅は各県に19カ所整備されている。

 

図2-2-1 九州の交通基盤

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資料)「九州の物流 平成9年版」(財)九州海運振興センターほかより三和総合研究所作成

 

 

 

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