6.2.2 試験関係の提案としては、ケーネン試験の加熱率(ドイツ:98/47)、火薬類からの除外を判定するための試験(スウェーデン:98/58及び加/蘭:98/67)が出されている。
カナダは区分1.4と1.4Sを区分するための新試験法(6(d))を提案している。
6.2.3 隔離区分C、E、D及びGの隔離要件をIMDG CodeやRID/ADRと整合させるための提案を米国(98/37)が出している。
7. 化学品の分類及び標札に関するシステムの国際統一
7.1 健康有害性及び環境有害性
7.1.1 健康有害性及び環境有害性については過去の会合における提案文書のみで、新提案は出されていない。
7.2 爆発、引火等の危険性
7.2.1 本件については14SCOMにおいてUN/ILOが担当した爆発、引火危険等についてはエアゾール関連事項を除いて最終結論が得られているので、今回会合ではこの未解決事項について本会議で検討される。 本件に関する新提案は米国におけるエアゾールの定義及び引火性基準を紹介した米国提案(98/62)のみである。
8. その他の事項
8.1 EUROPIA(欧州石油工業協会)及びCTIF(国際消防技術委員会)は国連危険物輸送専門家委員会にオブザーバーとして参加したいとの申し出を行っている。