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人口に対する割合が40.5%、そして、1985年に28市、51.1%と半数以上の人口が都市に居住していた。1995年に35市に増加し、総人口に占める割合も55.9%と高度の都市化を示した。しかし、都市計画区域内に居住する人口を見ると、それが総人口に占める割合はもっと高く、1997年に既に64.2%に達し、1985年に73%、1995年に76.6%と、約三分の二の人口が都市計画区内に居住していることになる。

 

表3. 台湾の都市の発展状況(人口数)1970年〜1995年

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台湾の都市のサイズは、東南アジアに見られるような巨大都市はなく、一番大きな都市は台北市で1995年の人口が約263万人、二番目の高雄市は約その半分の143万人、第二番目の台中市は約85万人と大分規則的である。しかし、それ以下の中小都市は数が非常に多く、地方都市として発展して来た。又、1990年と1995年の都市人口を比較した場合、台北市とその近郊の都市(板橋、新店、永和等)の人口が減っていることが注目に値する。

 

 

 

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