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7. 管理運営計画

 

(1) 基本方針

 

●寄居エコロジーパークの管理運営の基本方針は以下のとおり。

 

ア. 運営方法

 

a. 開館日数の拡大

●園内はいつでも自由に立ち入ることができるものとする。

●ビジターセンターは当面、トンボ自然館で行なうこととし、現状のとおり気候の良い季節の週末にボランティアによる当番制で開館しながら各種事業を実施していく。

●将来、エコハウスが完成し、常駐の専従スタッフを持った場合には、夏季休暇期間を中心に開館日数を増やし、各種事業を行なう。エコハウスは募金形式で入場料をもらうこととする。

●視察希望者には有料で対応する。収入の半分を会へ、残りの半分を案内者へ分配する。

 

b. 展示施設の充実

●現在のトンボ自然館での常設展示に加えて、会の紹介、エコロジーパークの施設の解説、自然エネルギー設備の展示などを充実させて、案内者なしでも来訪者が会の活動に興味を持ったり、環境に関する情報が得られるようにする。内容が古くならないように手を加え、時代に対応した展示にしていく必要がある。

●また、環境に関する関心事を取り上げて企画展示も行なう。

 

c. 図書・資料の充実

●環境関連の資料を充実させる。会員が持ち寄るほか、関連団体とのネットワークを活かして環境関連団体の会報をはじめとして最先端の資料を収集する。

 

d. 収益事業の実施

●活動の中心拠点として、前述したような環境教育活動事業、農家との連携事業、など様々な収益事業を実施する。

●それぞれの事業について、運営マニュアルを作成する。

 

e. 行事・イベントの実施

●会の情報発信の一貫として、年3回程度の行事・イベントを実施する。

 

 

 

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