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ウ. バーベキュー場

 

●体験農園で取れた作物を用いて食事を作ったりできるように、バーベキューコンロを設ける。火は周辺の雑木林を材料とした薪、炭を用いる。斜面下の井戸からポンプアップして水を汲み上げて洗い場とする。食事などを作るようになると排水処理が必要となるので、礫を敷き詰めた水路の中を流下させて、有機物を微生物によって極力分解させるようにする。

 

エ. 汲み上げ式井戸(既設)

 

●廃井戸に汲み上げのための手動ポンプを取り付けて復活させた。飲み水として使えるかどうか衛生検査をする必要がある。

 

オ. 露天風呂

 

●太陽熱温水器(機器は調達済み)で給湯できる露天風呂。斜面下の井戸水をポンプアップした水を活用する。焼けた石を入れて温度を上昇させることができる。排水は排水路を通すこととする。

 

カ. バイオトイレ

 

●下水道に流さずに自己処理できるトイレ。震災時で下水が使えない時にも使えるトイレとして位置づけられる。

事例 露天風呂の例

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資料)中川重年、鶴岡政明(1997年)

『森の手入れ、森のあそび』(社)全国林業改良普及協会

 

 

 

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